ちょっとおもしろいアプリがあったので紹介します。
これは、簡単に言うと端末のシステムフォントを自分で用意した好きなフォント(ttf)に変更できるアプリです。フォント変更といえば海外端末をルート化する時の一番の目的(私の中では)だったりしたのですが、このアプリはルート化無しで大丈夫です。
ただし、富士通・シャープ端末に限ります。
どういうことかというと、シャープ端末は「カスタムフォント」機能、富士通端末は「オリジナル手書きフォント」機能というものがあり、元々システムフォントをあるていどカスタマイズできるんです。で、このアプリはそのカスタマイズしたフォントを自分で用意したフォントに置き換えてしまう、というものです。
ま、とりあえずやってみましょう。私は今シャープ端末を持っていなかったのでArrows Meでやってみました。(Arrowsは3台ありました。)
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使い方
使い方はアプリを開いた画面にも書いてあります。
まずは「カスタムフォントを設定」からシステムの設定画面へ行き、オリジナル手書きフォントを作成します。(このアプリを経由する必要はありません。)
もともとUD新丸ゴとDroid sansと選べるようになっています。
すると3種類提案されるので、好きなものを選びます。スライダーで若干の調整もできます。
ちなみに、さっきの文字を手書きで書くときに何も書かないで進めてしまっても普通に3種類提案されます。いくつか種類はあるにせよ、何種類かの手書きフォントから選ぶだけ、という感じです。
アプリに戻ります。この画面もさっきのフォントが適用されていますね。
今度は「カスタムフォントを選択」を選びます。
手持ちのttfファイルなら、どこに置いてあるものでも構いません。
プレビューが表示されるのでOKで決定。
ちょっとすると「再起動してください」と促されます。
私、ここで勝手に再起動されると思い込んで5分くらい放置していました。これ自動では再起動されません。手動で再起動しましょう。
いろいろ変更してみました。
左)PixelMplus
中)衡山毛筆フォント
右)ぷちくまふぉんと等幅3
けっこう雰囲気変わりますよね。楽しいです。
注意しないとならないのは、文字数が少ないフォントを使うと、ところどころ歯抜けになってしまうこと。この画像ではミウラLiner-Jrを使っていますが、このフォントは小学校3年生程度の漢字までしか収録されていないのでけっこう抜けます。
まとめ
元々、このオリジナル手書きフォント機能でフォントを作ると/data/fonts/myfont.ttfというフォントが作成されるので、それをadbで手持ちのフォントに置き換えれば同じことはできていたようです。
ですがこのアプリを使えばその面倒な部分をやってくれるので簡単にフォントを変更できます。
正直、これまではシステムフォントは無難なものの方がいいと思って変えてなかったのですが、試しにかわいい系にしてみると新鮮で面白かったです。ホーム画面のテイストに合わせてシステムのフォントも変更してみると面白いですね。