OREFOLDER

カスタマイズ系ウィジェットの電池消費量

 ホーム画面を弄るときに便利なのが、色んな情報を表示できて、しかもそのカスタマイズ性が高いウィジェットです。私がよく使っているものを挙げるとMinimalistic TextGlaejaChronotopiaMake your clockといったところでしょうか。実際、これらを使うとなかなか自分の思い通りの画面を作ることができます。

 それぞれのアプリごとに編集方法も異なりますし、表示できる内容、使いやすさもそれぞれです。機能と好みで使い分ければいいと思いますが、それぞれのバッテリー消費量はどんなもんなんだ?とちょっと気になったので実験してみました。

※他にもカスタマイズ系のアプリはたくさんありますが、mClockはChronotopiaが、DigitalClockDesignerはGlaejaが後継アプリなのでそちらに含めるということで、BITS™ Widgetは忘れてました。


それぞれのアプリで同じような内容のウィジェットを作ってみました。どれがどのアプリで作ったか分かるでしょうか?

 左上…Minimalistic Text
 左下…Glaeja
 右上…Chronotopia
 右下…Make Your Clock

となります。
Make Your Clockだけはフォントを変更できなかったので明らかに差異がありますね。この状態で、編集時間を含まない6時間ほどの電池消費量を調べました。

消費量を調べるのに使用したアプリはBattery Mixです。このアプリはプロセスごとの電池消費量を表示してくれるので、どのアプリがどの程度使っているのかが分かります。ただし、それは全ての電池消費を100%とした時の相対的なものなので、絶対的な数値には大して意味はありません。(消費量が80%だからバッテリー消費するアプリだ、というわけではなく、単に他のアプリを使っていないだけという可能性が高いということです。)

絶対的にな数値に意味はないとしても、他のアプリと相対的に比べる場合には意味があります。数値同士を比べれば、どちらがバッテリーをより消費するのかは分かるからです。

と、まぁ御託はこれくらいにして6時間経ってからの数値をば。

Minimalistic Text 0.68%
Glaeja 3.68%
Chronotopia 表記なし(Otherの0.27%内に含まれていると思われる)
Make Your Clock 0.68%

でした。…いつも私が見ているよりもやけに数値が低いのですが、このときはなぜかBatteryMixが暴走していて(?)90%くらいを占めていました。うーん、果たしてこの結果に意味はあるのか…。

  • 本記事は広告およびアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

もう一度


というわけで、もう一度やってみました。今度はまた別の表示にしてみました。

今度は時計です。フォントもデフォルトで合わせたのでより見た目の違いがわかりにくくなっています。
ちなみにやはり上からMinimalistic Text, Glaeja, Chronotopia, Make Your Clockとなっています。

さて、今度の結果は…

Minimalistic Text 3.91%
Glaeja 33.54%
Chronotopia 表記なし(Otherの10.28%内に含まれ、
また3G Watchdogの1.81%以下と思われる)
Make Your Clock 12.27%

となりました。


今回の結果のBattery Mixの画面は左画像のとおりです。他のアプリも参考になるかもです。ちなみに、ほとんど何も操作していないので、それぞれの待機電力のようなものだと思います。

まぁそれぞれのアプリで できること・できないこと がありますから、一概にどれがいいとは言えないのですが、人によってはこういう比較もアプリを選ぶ際の参考になるのではないでしょうか。

※なお、それぞれのアプリのバージョンは2011/10/25現在での最新版を使用しています。Minimalistic Text(2.6.3), Glaeja(1.5.1), Chronotopia(beta13), Make Your Clock(BETA16.1)

※追記:
Glaejaは1.5.2でスリープ中などの画面オフ時に描画更新が行われなくなったようなので上記ほど消費しなくなったものと思われます。もう一度同様の検証を行なってみようと思います。

モバイルバージョンを終了