Battery Designerは細かいカスタマイズが可能なバッテリー情報表示ウィジェットです。
DigitalClockDesignerと同じ作者のアプリで、設定の仕方も似たものになっています。自分の思うどおりの設定にするには少し時間がかかるかもしれませんが、非常に面白いアプリです。
ウィジェットのサイズは1×1、1×2、2×1、2×2、4×1の5種類で、その範囲内が描画領域となります。表示できる項目はたくさんあり、まずはテキストで充放電、AC・USB給電、バッテリーの健康状態、電圧、温度、バッテリー残量を表示することが出来ます。そのほか、バッテリー残量をバーやサークル、画像で表示することが出来ます。
設定方法はなかなか数も多く複雑なので、作者サイトに載っている詳細を読むといいと思います。
設置したウィジェットをタップするとこの設定画面へと入ります。
バッテリーの状態やウィジェットのサイズについての情報が表示されます。ウィジェットのサイズ(DIP)については、このあとの設定を行うときの位置設定に使うので、よく覚えておいたほうがいいです。
メニューキーを押すとスキンの保存/読み込みが行えます。他の人の作ったスキンなどを読み込むこともできます。
スキンの編集をタップして、実際のスキン編集へ進みます。
DigitalClockDesignerと同じように、パーツの一覧になります。編集するにはそれぞれの項目をタップ、新しいものを追加するときは新規追加をタップします。項目長押しで削除や上下位置を変更できます。上にあるものから順番に描画されていくので、一番下の項目がホーム画面上で一番上のレイヤーになります。
ここで追加できる項目は「状態文字列」「残量バー」「残量サークル」「残量イメージ」「充電イメージ」「イメージ」の6種類です。
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状態文字列
充放電、AC・USB給電、バッテリーの健康状態、電圧、温度、バッテリー残量を文字で表示することができます。ロケールで英語と日本語を選択できるので、Chargingか充電中など、ホームに合わせたものにすることができます。外部フォントも使用できます。
残量バー
バッテリー残量を横一直線のバーで表示します。基本的には、全体(100%)と残量の2色で表現します。傾きを変えることもできるので、縦のバーにすることも出来ます。
残量サークル
バッテリー残量を円で表現します。Circle Batteryやサーニャウィジェットのようなものを作ることが出来ます。
0%と100%の位置を好きな角度に変更することができるので、完全な円ではなく、Gauge Batteryのような表現も可能です。
残量イメージ
バッテリー残量に応じた画像を表示することが出来ます。簡単にいえば、(画像さえ用意すれば)バッテリー残量が減るごとに露出度が上がるウィジェットを作ることが出来ます。
画像が切り替わるタイミングは、用意した画像の数によります。細かくたくさん用意すれば、1%ごとに別の画像を表示することもできるでしょう。
画像はSDカード内のcom.gmail.kanitawa.bd/images/に置きます。残量イメージの場合はファイル名をsample_100.png,sample_90.pngなどのように、残量に応じた数字を最後に付けます。
充電イメージ
充電の状態によって変化する画像を表示します。
ACの時とUSBの時で別々の画像を設定できます。充電されていないときは表示されません。
イメージ
画像です。
各パーツごとに細かい設定が出来ます。文字列の編集ではPでバッテリー残量(%)、Sで充電状態など、フォーマットにそったものを入力します。フォーマットについては作者サイトを参考に。
それぞれのパーツは1つでもそれなりに十分な表現ができますが、より凝った表現をしたい場合は複数のものを組み合わせる必要があります。それは文字列とバー、といったものだけでなく、複数のバーを組み合わせるなどでも表現の幅が広がります。これについても作者のサイトに幾つかサンプルとして出ているので、それらを参考にするといいでしょう。
一応、今回も上記サンプルで使ったスキンを公開しておきます。
http://ux.getuploader.com/orefolder/download/23/battery_designer_skin.zip
参考に…なるでしょうか…?あ、リンコのイラストは同梱していません。山田石人さんの作品です。
Battery Designer-