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Chronotopia

Chronotopiaはカスタマイズ性グンバツな、時刻やバッテリー残量など様々な情報を表示できるウィジェットです。

これはmClockと同じ作者のアプリで、よりカスタマイズしやすくなっています。まだベータ版(2011年4月29日現在ベータ5)ということもありマーケットではなくxdaでの配布になっています。

Make Your Clockのようにビジュアル的なUIでレイアウト等の設定ができるほか、細かいところは数値での調整もできるようになっています。文字の色や大きさはモチロンのこと、フォントや角度などを変更することも出来ます。あまりに自由すぎてどうしていいか途方にくれる程です。

また、mClockと同様に、他の人が作ったテーマをインポートして使用することも出来ます。mClockでは一度インポートすると、それを改造したりすることは出来ませんでしたが、Chronotopiaでは編集を続ける事ができるようになっています。

実際にウィジェットを置くまでは自分でいろいろ試してみて慣れることが必要かもしれません。スクリーンショットで見ながら作成してみましょう。


まずはアプリを起動し、New Themeから新規作成を始めます。Installed Themeは、作成済みのThemeを編集するときに選びます。


Themeの設定を入力します。ウィジェットのサイズは1×1から5×2までの11種類あります。これが描画範囲となり、その中に自由にelementを置くことができるようになります。


Long press to add elementと出るので、長押ししましょう。CanvasとStackという2つの選択肢が出てきます。Canvasはどこでも自由にelementを置くことが出来ます。Stackは行のような単位で置くことになります。インライン要素とブロック要素のようなものです。(よくわからないと思うので、どちらも試してみると、出来ること出来ないことがわかると思います)


Canvaを選んでみました。これはこの画面全体を表します。背景色などを変更することが出来ます。


画面上で長押しすると置きたいelementを選ぶことができます。ここで出てくるのはカテゴリーのようなもので、このあと更に細かく選びます。Miscellaneousは自由なテキストやライン、Batteryはバッテリー関連、Weatherは天気関連ですが、どうやら日本には対応していないようです。Dateは日付、Timeは時刻、Weekday Barは曜日関連です。PanelsはCanvasとStackを更に置くことができます。


Batteryを選んでみました。表示できる項目がたくさん並んでいます。文字・数字で表現できるものから、Circle Battery Widgetのような、円でバッテリー残量を表現するものまであります。


Percentを選びました。この枠内で自分の指でどこに配置するか、elementを移動させることができます。そのほか、下の項目からテキストの色や角度などを細かく設定します。この時、描画範囲が大きいと設定項目が表示される場所がかなり狭くなってしまいますが、そのときはメニューボタンからzoomを選ぶと描画画面がズームアウトされて選び易くなります。


設定項目は多岐にわたりますので、ぜひ自分でいろいろ弄ってみてください。
幾つか設定したあと、各elementの上下関係を修正したいこともあると思います。その時はメニューボタンからElementsを選んでください。各elementがツリー状に並ぶので、上下の矢印で移動すると上下関係が変わります。
elementの名前を選択した状態でメニューボタンを押すとPropertiesを選ぶことができ、そこからそのelementの設定に移ることができます。

これらの設定をしてアプリを閉じます。その後、ホーム画面でウィジェットを配置します。ウィジェットを設置しようとするとコンフィグ画面が表示されるので、Themeから先ほど作成したThemeを選ぶとホーム画面上に設置されます。

まだベータ版なので、今後UIが変わったり、より多くの機能が追加される可能性があります。現在の時点でもカスタマイズ心をくすぐる凄いアプリですが、今後も楽しみです。

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